2012.4.6 自交総連情報タイトル

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 自交総連は4月5日、第1回中央闘争委員会(第3回常執)を開き、「2012年春闘 今後の闘い方」について決定しました。

2012年春闘 今後の闘い方

1.労働組合の存在意義を示す要求獲得にむかって

 ○ 各地連(本)における要求提出状況を再チェックし、一職場一重点要求の設定を含め未提出組合への援助・指導を引き続き強化する。

 ○ 4月中決着をめざすとりくみの強化をはかる。そのため、要求前進をめざす統一行動ゾーン(4月11〜13日)に続き、春闘決着をめざす統一行動ゾーン(4月24〜27日)の配置を行う。各地連(本)は、中核的組合の早期決着を促進するため、ストライキを含む戦術配置のもとに追い上げをはかる。

 ○ 運転者負担制度の廃止や労働基準法、最低賃金法違反の是正など賃金底上げと権利確保のとりくみを引き続き重視していく。その際、3・8厚労省交渉における回答など活用し、職場・地域における確実な前進をめざす。

 ○ 春闘の解決基準については、次の3点を重視する。
 第1=昨年実績を上回る成果(賃金増)の獲得、一職場一重点要求の実現を
 第2=地域政策要求の合意取り付け、経営改善要求の前進を
 第3=全体的合意を前提に、「合理化」を許さず、納得のいく中身での集約を

2.倒産対策を重視し、働く職場と労働債権確保、労働組合の存続を

 ○ 経営破綻や倒産・廃業が一段と懸念される情勢のもとで事前防止にむけての経営チェックの強化、問題発生時における説明責任の追及と打開策の提示など労働組合としての機能発揮が求められている。すべての地連(本)は、警戒心を強め、倒産・廃業対策会議や学習会を計画し、ことあれば即時対応できる体制を確立できるよう努める。なお、緊急時における本部からのオルグ派遣等については、関係地連(本)と調整の上、機敏な対応措置を講じる。

3.くらしと平和を守る共同の前進、第83回メーデーの成功を

 ○ 第83回中央メーデーは、“賃上げと雇用確保で、内需拡大・震災復興を”など労働者・国民の要求実現をめざす国民総決起の場として、5月1日に代々木公園で開催される。この中央メーデーと全国で開催されるメーデーを大きく成功させるため、参加体制のとりくみ強化をはかる。

4.組織拡大を重視し、職場・地域内での加盟促進を

 ○ 組織強化拡大月間(3〜5月)前段の到達点をふまえ、引き続き、実勢2万人の確保に全力をあげる。すべての地連(本)は、一桁組合の解消、職場内多数派、未組織の組織化などの課題を重点に月間目標達成へのとりくみ強化をはかる。また、ブロック協議会の機能を活用し、共同による組織化のための宣伝行動や組織交流を行うようにしていく。

  東北地方を対象とする未組織宣伝キャラバン行動は、4月11〜18日(7泊8日)の日程で実施する。

以 上

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