安心・安全な地域公共交通を守る請願書

       利用者向けビラ「危険な白タク ライドシェア」

      乗務員向けビラ「タクシーがなくなります」

署名送付先→ 自交総連(全国自動車交通労働組合総連合会)
       〒110-0003 東京都台東区根岸2-18-2-201



深夜でも障がい者や高齢者が安心して利用できる制度へ

―地域公共交通を維持する補助金増額を―

 自交総連はライドシェア阻止運動として、「安心・安全な地域公共交通を守る請願書」に全力でとりくんでいます。

 署名活動を通して一人でも多くの国民や利用者にライドシェア反対への理解と支援を求めています。期日は3月末ですが、提出については本年通常国会の動向を見据えながら適宜対応する予定です。

 署名用紙に記入いただき、自交総連本部へご郵送ください。皆さまのご賛同・ご協力をお願い申し上げます。

 この署名は、危険なライドシェア導入に道を開くことのないよう、下記の事項について請願するものです。


1.利用者に危害がおよぶライドシェアを解禁しないこと。

2.道路運送法第78条(自家用有償旅客運送)を無限定に緩和しないこと。

3. 第二種運転免許を緩和、廃止しないこと。

4.地域公共交通を維持するため、乗合タクシー・デマンド交通などの補助金を大幅に増やすこと。

5.障がい者、高齢者、妊産婦などの交通弱者がタクシーを利用しやすい制度を国の責任で設けること。


 日本のタクシーは、世界に誇れる安心・安全な地域公共交通です。これは、道路運送法の規定のもと、タクシー労働者とそれに携わる多くの関係者が協力し、血のにじむ努力を積み重ねて守られてきたものです。

 しかし現在、タクシーを根底から破壊するライドシェア(白タク)の導入が強行されようとしています。タクシー事業者管理のもと行われる自家用車・ドライバーを活用した「日本版ライドシェア」や、自家用有償旅客運送制度(道運法第78条第2号・3号)のさらなる緩和・拡大です。

 そして、タクシー事業者以外の事業者が自家用ドライバー・自家用車による旅客輸送に参入できるようにするためのライドシェア新法の制定を含めた議論が、今年6月に向けて国会内で進められています。

 私たち自交総連は、どのような形態のライドシェアであろうと反対し、利用者・タクシー労働者のため安心・安全な地域公共交通を守りぬく決意です。




自 交 総 連