自交労働者No.541、2000年8月1日 |
国会答弁、決議の実行を迫る |
新加盟のなかま |
労組の必要性痛感 (626)大阪・三和交通労組 |
大阪市の三和交通で、三和交通労働組合(十河広勝委員長、15人)が結成され、7月6日に自交総連に加盟しました。 三和交通では4月に解雇事件が発生し、親睦会役員と大阪地連とが弁護士をいれてたたかい、解雇を撤回させました。 このたたかいを通じて、親睦会では労働者の身分は守れず、労働条件改善と要求実現のためには労働組合が必要であると痛感し、今回の加盟となりました。 |
不当解雇撤回へ (627)大阪・恩加島労組 |
違反ないのに交通違反記録 | ||
取り消し求め提訴 個タク免許下りず | ||
【東京】高砂労組の吉倉博さんは、7月7日、東京都公安委員会に一時停止違反記録の抹消、東京都に損害賠償を求める訴訟を起こしました。 吉倉さんは、99年3月23日、バイクで走行中、交差点手前で一時停止したにもかかわらず、一時停止違反として交番に連行されました。吉倉さんは容疑を否認し反則切符にも署名せず、不起訴となりました。 ところが東京都公安委員会は吉倉さんにたいし違反2点を記録しました。このため、吉倉さんは個人タクシー試験に合格したにもかかわらず免許が下りず、今後の人生設計を大きく狂わされたとして提訴しました。 この事件を勝利させるため、高砂労組内に「吉倉国賠訴訟を勝たせる会」が結成され、個人・団体の入会を呼びかけています。 |
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(東京・柿沼勝広) |
この成果を全国に | ||
組合つぶしはね返す 労使関係も円滑に車両負担金の廃止など | ||
大阪・ニュー岸交労組 | ||
昨年9月の結成以来、組合つぶしと闘ってきた大阪地連ニュー岸交労組は、組合事務所の貸与や車両負担金の廃止などの要求を前進させ、争議を解決しました。 同社では、会社の「合理化」攻撃や労務支配に中立組合では対応できないと、99年9月に自交総連労組が結成されましたが、会社は、団体交渉を拒否しながら、組合つぶしの不当労働行為を行ってきました。 地連では、支援集会や岸交グループへの宣伝行動を進め、梅田弁護士の協力を得て不当労働行為の救済申立もしていました。 こうしたなかで会社は、自交総連とは誠意を持って対応することが得策であると判断、団交も正常に開催し、労使関係も円滑となり要求も解決しました。 (1)組合事務所の貸与(2)掲示板の貸与(3)チェックオフの実施(4)中退金制度の協定化(5)最賃違反を是正し、月例45%に改善し月間歩合制度とする(6)車両負担金は2001年4月の新車導入時から廃止(7)解決金1万円支給などの要求を前進させることができ、組織拡大に奮闘しています。 |
営業所が藤島駅舎に移転 | ||||||
駅舎管理を開始 | ||||||
山形・ハイヤーセンター | ||||||
営業所は、道路が拡幅すると移転をしなければならなくなっていました。計画がもちあがる当時から、町当局や関係者で協議会を発足させ、会社の意見を述べてきました。 町当局に対し「夜、駅が無人になり風紀のみだれが心配になる」とうったえ「24時間体制のハイヤーが駅舎に入り、駅前秩序の維持に努めたい」と強くせまり、除々に周辺や当局も理解をしめすようになってきました。 藤島駅は、JRから町が業務委託を受け、ハイヤーセンターが町と契約し、乗車券発売と駅舎等の清掃作業を行っています。 |
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(山形・武田幸夫) |
自 交 総 連