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年金改悪反対を訴えて国会前行動を行った昨年の4・15年金スト |
組織拡大3か年計画の2年目のとりくみがはじまり、各地では組織拡大にむけさまざまなとりくみが行われています。9月以降、自交総連には6地方、9組合が加盟しました。そこで、今回は自交総連の運動に共感し、3分会すべてで加入を決めた福島・福島県自動車交通労働組合と未組織からの組織化により労働条件改善の成果を勝ちとり奮闘している神奈川・八重洲タクシー支部に自交総連についてはなしていただきました。
自交総連の考え方に共感
福島・福島県自動車交通労働組合 執行委員長 荒川光義
私たちは、11単組200人からなる組織でしたが、長年の不況、会社の切り崩しにより、3単組31人までに追い込まれ、組合継続の危機を感じていたところ、自交総連の交流会などに招かれ、自交総連の組合に対する考え方のすばらしさに共感し、仲間と何度も話し合い、全員一致で加盟を決めました。
11月に行われた東北ブロック協議会では、改めて自交総連の経営者に対する姿勢、考え方など数多く勉強することができ、この考えを組合員に自覚させ、今後も闘いに生かしていきたいです。
組合結成で無事故手当獲得
神奈川・神奈川地方労働組合八重洲タクシー支部 支部長 上江洲(うえす)廣吉
私たちは、2004年8月、運転手S君が起こした死亡事故の経過を見て、社内には関係法令違反、給与明細書のごまかしなど、問題点がたくさんあることに気づきました。
そこで有志8人が自らを守るために、神奈川地本の指導で八重洲タクシー支部を結成。10月には初めて秋闘要求も提出しました。
会社からは、さまざまな嫌がらせが日常的に繰り返されますが、正しい要求をしているからこそ嫌がらせをしているのだと、自分たちの正当性に確信を深め、日々闘っています。その中で、無事故手当月3000円の獲得は成果のひとつです。
卑劣な経営側に対し、私たちはこれからもくらしを守り、健全な職場環境を作るために断固闘う所存です。
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