自交労働者No.697、2007年9月15日

「団結して闘えば勝てる」

大阪・第一交通闘争勝利決起集会

署名さらに積み上げ控訴審勝利を

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完全勝利を目指し団結する佐野南海交通
労組の仲間=9月7日、大阪・国労会館

 【大阪】9月7日、第一交通闘争支援共闘会議と自交総連大阪地連が「勝利決起集会」を大阪市北区内でひらき、169人が参加。スライド写真や藤木邦顕弁護士の特別報告で第一闘争を振り返り、控訴審判決日の10月26日に向けてたたかう気持ちをいっそう強くしました。

 主催者あいさつに立った大阪地連の権田委員長は「全労連はじめ多くの皆さんの支援で本日までたたかいぬくことができました」と謝辞を述べ、「ここまでたたかってこれたのは佐野南海労組の組合員、全国のなかまからの支援、強力な弁護団が三位一体だったからです」と評価し、最後までの支援を訴えました。

 最後に佐野南海労組のなかまが演壇に勢ぞろいし、堀川委員長が「このたたかいで泉州人の意気込みを表せたと思います。高裁判決に向けて活発に宣伝行動にとりくみ、署名を積み上げることで、勢いを裁判所に伝えたい」と決意表明。ガンバロー三唱で集会を締めくくりました。


07年度最賃、618〜739円

7〜20円の引き上げ

 2007年度の地域別最低賃金について、各都道府県の最低賃金審議会の審議がまとまり、7〜20円引き上げの618〜739円となりました。

 これは、例年の引き上げ額よりは高い上げ幅となりましたが、全労連が主張している「時給1000円以上」からすれば、不十分なものといわざるを得ません。新しい最低賃金額は10月19〜31日以降適用となります。

 (注)賃金のうち、精・皆勤手当、通勤手当、家族手当、臨時に支払われる賃金、1か月を超える期間ごとに支払われる賃金、時間外・深夜割増賃金は最賃との比較の対象になりません。また、パート、臨時、アルバイトなどの労働者にも適用されます。

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国交省

99特別監視地域を延長

新たな緊急調整は年末に

  国土交通省は本年9月1日からの特別監視地域の指定について、台数抑制の一策として予定する緊急調整措置発動要件の見直しを踏まえ、現行の99特別監視地域を12月31日まで延長しました。

 また、緊急調整解除後の激変緩和措置として設定されている沖縄本島の特別重点監視地域も継続されます。

 今回の延長について国交省では、全国的な運賃改定に係る作業により、新たな緊急調整地域及び特別監視地域の指定のためのデータ集計等の作業が遅れたためとしています。

 そのため、緊急調整の新しい仕組みは年末に打ち出されるものと思われます。

 特別監視地域、特別重点監視地域=監査や行政処分の運用の厳格化等の措置を講じる営業区域(特別重点監視地域については、前年度に緊急調整地域に指定されている営業区域について指定)。

 緊急調整地域=重点的な監査や行政処分の運用の厳格化のほか、新規参入や増車をストップさせる措置を講じる営業区域。

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長崎地連

運賃改定のビラ配布

乗務員の興味高く反応多数

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ビラを渡す長崎地連の仲間

 【長崎】9月6日、運輸支局から、経営者、組合(自交総連・全自交・同盟)に今回の運賃改定について、「他の県と違い、初乗り料金を下げ、距離を短縮したの。全国初の試みで、1キロメートル以下の場合は、値下げです。また、時間制運賃は、現在130秒が、今回は70秒に短縮したものが認可されました」の説明会があり、ニュースでは、「運賃改定が認可され、実施は14日からです」の、報道が流されているなか、運賃改定のビラを、今回もオートガススタンドで、配布しました。

 今回は、今までとは違う、認可後の配布で、乗務員の興味が高く、反応が多数みられました。とくに話しかけて来る人が増えました。


福岡地裁

解雇事件に仮処分勝利決定

会社の行為許しがたい

 【福岡】玄海タクシーを懲戒解雇された正木朝男さんが申し立てていた「地位確認等仮処分申立事件」について、「正木さんの懲戒解雇は無効」「賃金・一時金とも本案判決確定まで支払え」とする「決定」が8月29日、福岡地裁から下されました。

 正木さんは今年4月組合を結成すべく職場の人たちに集会等を通じて働きかけ、同月末には結成と同時に地連加盟を果たし、執行委員長として活動を始めようとしていたおり、朝の点呼でアルコール分が検知されたことを理由に懲戒解雇されたものです。

 福岡地裁は、「組合結成」の背景を認めつつ、(1)かつて酒気を帯びて出社したことがない(2)勤務態度にも特段問題がない(3)当日、一旦反抗的(組合潰しということで)な態度をとったものの、直後に反省の態度を示し反省文を提出した――などを理由に、懲戒解雇は社会通念上の相当性を欠き、「解雇権の濫用」と判断したものです。

 正木さんの懲戒解雇は労働組合の結成を嫌悪した不当労働行為にほかならず、正木さんは「会社の行為は許しがたい。組合の再結成めざして奮闘する」と決意を述べています。


改正道交法

飲酒・ひき逃げ罰則強化

9月19日より施行

 今年6月に成立した飲酒運転やひき逃げの罰則強化を柱とする改正道路交通法の一部が9月19日より施行されます。

 今回の施行では、公布から3か月以内とされていた悪質・危険運転者対策が施行されます。酒酔い運転の場合、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金に引き上げられます。

 この他、駐車対策関係の見直し、外国運転免許制度の適用拡大も施行されます。

 なお今回の施行では、免許の欠格期間の延長、自転車利用者対策、高齢運転者対策、後部座席のシートベルト着用は含まれません。

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新加盟のなかま (737)福岡・桂川タクシー労組

不当行為改善へ

 【福岡】嘉穂郡にある桂川タクシーで働く仲間は9月3日、桂川タクシー労組(丸山達雄委員長、13人)を結成、自交総連に加盟しました。

 会社では、就業規則が開示されず、最賃是正勧告が出ているにもかかわらず改善されず、規定がないにもかかわらず、厚生年金基金の脱退一時金が退職金に充当されるなどの不当行為が行われていたため、県労連に相談し、福岡地連を紹介され、結成しました。