2015.11.11 自交総連情報タイトル

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危険な白タク ライドシェア問題で要請
日本共産党穀田・本村議員らと懇談
問題点を共有、危険性を国民にアピール

日本共産党と懇談
自交総連の要請を聞く穀田衆院議員(左から2人目)と本村衆院議
員(その右)=2015.11.11、衆議院第2議員会館

 自交総連は11月9日、白タク合法化問題で日本共産党国土交通部会と懇談しました。菊池書記次長、川崎東京地連書記長が参加、日本共産党から国土交通委員会所属の穀田恵二、本村伸子両衆院議員と辰已孝太郎参院議員(代理、川野秘書)らが出席しました。

 危険な白タク=ライドシェア問題は、安倍首相が10月20日の国家戦略特区諮問会議で「自家用車の活用を拡大する」と発言し、実施の意向を示したことによって、現実化する危険性が高まっています。

 議員らからは、スマホ配車企業が自家用車と二種免許を持たない素人ドライバーを使って他人を輸送するのは、道路運送法違反の白タク(無許可のタクシー行為)にほかならず、これを規制緩和の名の下で行おうとしているが、こうした行為は利用者の安全・安心を担保しない無責任なもので、同時に、タクシー需要を奪い、労働条件を切り下げるものだとの見解が示され、問題点を共有し、タクシー業界も含め、この危険性を国民に広くアピールして行くことを確認しました。

 懇談の中では、白タクを解禁するということになれば、かつての規制緩和以上の規制撤廃に相当する問題になる、規制改革会議などの新自由主義の潮流は強引に押し通そうとしてくる危険性があり、道運法改正以前でも特区法を改正してやろうとしてくる可能性があるなどの危機感が示されました。労働組合も業界も共同して反対しているのなら、国会内で各党の議員を呼んで集会とかも考えたらどうか、世論へのアピールが大切だとの意見も出されました。



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