2009.5.11 |
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自交総連は5月8日、東京・自交共済事務所で第2回中央闘争委員会(第4回常執)をひらき、2009年春闘の最終決着にむけた今後の対策について検討し、以下の方針を決定しました。
(略=4.9付情報参照)
(1) 春闘全体の流れと自交春闘の現状
(略)
(2) 今後の対策について
1) 5月中最終決着をめざし個別対策強化を
○ 各地連(本)は、それぞれの闘争状況をふまえ、ストライキを含む統一行動の独自設定と団体交渉の促進により、5月中の最終決着をはかるために全力をあげる。
○ 各地連(本)は、第1回中央闘争委員会で確認した春闘の3つの解決基準をふまえ、未解決組合への援助・指導など個別対策を重視する。
2) 違法行為等の一掃、行政責任の追及を
○ 増車・運賃競争の温床となっている最低賃金法違反の地域的一掃、累進歩合制度の廃止や名義貸し行為の禁止にむけたとりくみ強化をはかる。このため、6月中までに労働局・運輸局(支局)交渉を行い、具体的な改善指導を即時実行に移させるなど行政責任の徹底追及をはかる。
3) くらしと雇用、いのち、平和を守る闘いのとりくみ強化を
○ 労働者派遣法の抜本改正、後期高齢者医療制度の廃止、消費税引き上げ反対など国民的課題と結合した共同のとりくみを重視する。最低賃金時給1,000円の実現、09年度地域別最低賃金の引き上げをめざすとりくみでは、5・15第2次最賃デー及び第3次(6月中旬)、第4次(7月23日)への行動参加を行う。
4) 組織拡大月間で対話と宣伝、加盟促進を
○ 09年1月以降の新規加盟は、6地方7組合213人であり、成果は一部の地方にとどまっている現状にある。すべての地連(本)は、引き続き、「組織拡大月間」(3〜5月)の中で、職場内非組合員や未組織労働者、中立組合・親睦会への加盟呼びかけを積極的に行い、1地域1組合の加盟実現など組織的前進をめざす。
【新規加盟状況】
北海道=1組合7人(タクシー)
千 葉=1組合30人(タクシー)
東 京=2組合129人(タクシー、自教)
神奈川=1組合30人(タクシー)
大 阪=1組合7人(送迎バス)
福 岡=1組合10人(タクシー)
○ 各ブロック協議会は、可能な限り未組織宣伝行動を計画し、空白県の組織化など含め組織拡大のとりくみ強化をはかる。その際、地方(地域)労連との連携を重視し、共同の成果として組織化が結実できるよう努める。
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