2010.4.8 |
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自交総連は4月7日、東京・自交共済事務所で第1回中央闘争委員会(第3回常執)をひらき、2010年春闘の今後の闘い方について検討し、以下の方針を決定しました。
自交総連は1月27、28日、東京・全労連会館で第32回中央委員会をひらき、『大幅減車、景気の回復を!みんなで要求・総決起 2010年春闘』をスローガンとする春闘方針を決定した。「基本的な要求・課題と闘いの力点」では、@みんなに賃上げを、底上げ闘争の強化 Aリストラ「合理化」反対、権利の確保 Bタクシー運転免許構想との結合、政策要求の実現、を確認。「闘いの基本方向と組織の強化拡大」では、@学習春闘を重視し、権利要求の構えで Aみんなで決め、みんなの力を合わせ、みんなで行動を B地域を足場に、社会のあり方を変える春闘の前進を C仲間を増やし、組織の力をつけ、魅力ある自交総連の確立を――を重視し、春闘の具体的な展開をはかっていくことにした。
1) 統一行動の実施状況
統一行動の配置と実施状況は、次のとおりである。
2月1日 春闘スタート、実効ある規制強化を求める2・1宣伝行動
15〜3月3日 いっせい申し入れ行動ゾーン
3月4日 自交総連中央行動(第1次)
18日 全国統一行動(第2次)
2) 省庁交渉等の結果
省庁交渉の結果は、『月報』 376(10年3・4月)号に掲載したとおり
である。
3月4日 国土交通省(飯沼委員長他20人)
厚生労働省(緒方副委員長他11人)
3) 未組織宣伝キャラバン行動の実施
中央本部・関西ブロック=3月18〜24日(中部一円)
1) 労働組合の存在意義を示す要求獲得にむかって全力を
○ 各地連(本)における要求提出状況を再チェックし、一職場一重点要求の設定を含め未提出組合への援助・指導を引き続き強化する。
○ 4月中決着をめざすとりくみの強化をはかる。そのため、第3次統一行動(4月14日、大幅減車実現全国統一ストライキ)に続いて、春闘決着をめざす統一行動ゾーン(4月24〜27日=第4次)の配置を行う。各地連(本)は、中核的組合の早期決着を促進するため、ストライキを含む戦術配置のもとに追い上げをはかる。
○ 春闘の解決基準については、次の3点を重視する。
第1=昨年実績を上回る賃上げ額の獲得と賃金体系の改善をはかる。
第2=一職場一重点要求の実現など含め全体的合意を前提に、納得のいく中身の解決を重視する。
第3=地域政策要求の合意取り付けや経営改善要求の実現をはかる。タクシーでは、減車と上限運賃確保の課題を重視する。
2) 倒産対策を重視し、働く職場と労働債権確保、労働組合の存続を
○ 経営環境の悪化による経営破綻、倒産・廃業が一段と懸念される情勢のもとで事前防止にむけての経営チェックの強化、問題発生時における説明責任の追及と打開策の提示など労働組合としての機能発揮が求められている。すべての地連(本)は、警戒心を強め、倒産・廃業対策会議や学習会を計画し、ことあれば即時対応できる体制を確立できるよう努める。なお、緊急時における本部からのオルグ派遣等については、関係地連(本)と調整の上、機敏な対応措置を講じる。
3) 生活危機突破、平和を守る国民的共同の前進を
○ 労働者・国民のくらしと雇用を守る緊急対策の実現など国民的課題と春闘を結合し、各種集会・デモなど共同の行動に参加していく。
○ 第81回中央メーデーは、“なくせ!失業と貧困、国民本位の経済に転換を”など生活危機突破にむけ、新たな情勢を切り開く国民総決起の場として、5月1日に代々木公園で開催される。この中央メーデーと全国で開催されるメーデーを大きく成功させるため、参加体制のとりくみ強化をはかる。
4) 組織拡大を重視し、職場・地域内での加盟促進を
○ 「仲間を増やし、組織の力をつけ、魅力ある自交総連の確立を」の視点を重視したとりくみを強化する。すべての地連(本)は、組織拡大月間(3〜5月)では、自交共済加入促進の課題と結合した職場内非組合員や中立組合・親睦会への加盟呼びかけ、未組織労働者の組織化のとりくみを集中して行う。
○ 空白県対策やブロック内共同による組織化のための諸行動を推進する。
【計画されている未組織宣伝行動】
東北ブロック=5月23日〜6月6日(福島、岩手、山形、宮城)
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