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タクシー労働者が人なみの労働条件で働けるように力を合わせてがんばっています
 自交総連は、タクシー・ハイヤー、自動車教習所、観光バス労働者を組織する労働組合です。全国33都道府県に約400組合、2万300人の組合員がいます。
 いまタクシー労働者のくらしは「どん底」です。営業収入は年々さがり、賃金は十数年前の水準に逆戻りしてしまいました。地方によっては、月給が10万円以下など、最低賃金や生活保護水準にも達しないありさまです。二種免許という資格を持ち、日曜でも深夜でもお客さんのニーズに応えて運行する大切な仕事をしているのに、こんなことでいいのでしょうか。
 こんなひどい状態になってしまったのには、運転者を使い捨てぐらいに考えている経営者の責任、それを野放しにしている運輸省・労働省など行政の責任、弱者に目をむけない政治の責任など、さまざまな原因があります。
 でも、それに対して、労働者自身が黙っていたのでは、何も変わりません。
 黙っていれば、ますますひどくなるばかりです。
 労働者一人ひとりは弱い存在でも、みんなが力を合わせれば、大きな力を発揮できます。いまのひどい現状も、少しづづではあっても変えていけます。
 自交総連は、タクシー労働者が人なみの賃金・労働条件で働けるようになるために運動しています。会社(資本)や特定政党から独立して、経営者となれあわず、労働者の立場から堂々と意見をいい、不当な回答や態度に対しては断固としてたたかう組合です。
 これまでも、不当解雇の撤回など労働者を守る闘いや労働条件の改善、政策要求の実現など数々の成果をあげてきました。仲間が増えれば、さらに運動が前進します。
 ぜひ、あなたも仲間になって下さい。一緒に現状を変えていきましょう。
 自交総連は、組合づくりの応援をしています。
 賃下げされた、解雇された、不当な処分・配置転換、事故で賃金がカットされる、有給休暇がとれない、会社がつぶれそう・売られそうなど心配がある方、お近くの自交総連組織にご相談ください。





自 交 総 連