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最新ニュース

東自教年末一時金闘争
各支部交渉で妥結
   (『自交労働者』2005.12.15)

 【東京】東自教の年末一時金闘争は、経営側の集団交渉拒否により支部交渉での解決となっています。
 これまでに4回の一斉支部交渉が行われ、11月30日の第4回一斉交渉の結果、以下の支部が妥結しました。
 未解決支部では、12月6日一斉交渉、7日に午後半日ストライキを設定しています。
 中央=35万1770円
 町田=夏60万円支給
 豊島=55万円
 小金井=35万円
 上北沢=60万円
 八王子中央=60万4000円
 金町=52万5000円
 北足立=54万円
 越谷=年間106万1000円
 日通=67万円
 竹ノ塚=58万7495円

討論集会への報告を議論
自教共同センター 第1回幹事会ひらく
   (『自交労働者』2005.10.15)

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今後の教習所運営などについて議論した第1回幹事会=10月6日、自交共済事務所
 自教労組共同センターは10月6日、東京で第1回幹事会をひらき「実践的カリキュラムと魅力ある指導員」をテーマに予定している討論集会に提案する報告を議論しました。

 8月のプロジェクトでの議論をふまえ、実践的カリキュラムについては神奈川、魅力ある指導員については東京がまとめた原案をもとに討議しました。

 カリキュラムについては、職場アンケートに基づく詳細な資料をもとに問題点が指摘されました。個別項目については簡単には一致しない点もあることから、現行カリキュラムで改善すべき点の主旨にしぼってまとめていくことになりました。

 魅力ある指導員については、労働組合がある教習所では、指導力・サービスの点でも他と差が出るような教習を提供したいという問題提起をもとに、優秀な指導員の共通点は何かなど議論が行われました。

 12月の幹事会でさらに討議し、討論集会は来年1〜2月に開催することにしました。

職場政策の確立、実践を
東自教・第34回大会
新役員体制を選出
   (『自交労働者』2005.10.1)

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 東自教労組は9月21日、豊島勤労福祉会館で第34回定期大会を開催。中央委員48人、代議員44人、執行委員24人の合計116人が参加しました。
 大会では、高橋委員長が1年の活動を振り返りながら「少子化の中でのこれからの自教労働運動の進め方」を中心に主催者あいさつ。続いて代々木法律事務所・鷲見弁護士、東京地連・石毛書記次長、日本共産党・小竹都議会議員から来賓あいさつをいただきました。
 議案審議では、熊谷書記次長が「厳しい情勢の中でも、要求を前進させた」1年の活動を総括。石川書記長が、総選挙後に出てきた労働契約法の危険性と憲法改悪の動きにふれながら、「賃上げ闘争以上に、憲法・労働法改悪阻止の運動を進めなければ、労働者の権利を守る法律がなくなってしまう」として、政治課題についても奮起すること。同時に、教習所を(1)地域の交通安全教育センターとして発展させるとりくみ、(2)職場政策の確立と実践を中心とした方針提起を行いました。
 提案された議案は全議案が満場一致で採択され、続いて新年度役員選出を行いました。
 委員長=石川明(新)▽副委員長=津田正善(再)、宇佐見孝一(新)▽書記長兼会計=熊谷浩行(新)

研究集会へのテーマを議論
自教共同センター
プロジェクト会議ひらく
   (『自交労働者』2005.9.15)

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プロジェクト会議で討論する参加者=8月24〜25日、湯河原・ホテル東映

 自教労組共同センターは8月24、25日、湯河原でプロジェクト会議をひらき、12月に予定している政策研究集会(仮称)に提案するテーマについて議論しました。会議には、埼玉・東京・神奈川・京都・大阪から30歳代以下の若い活動家を中心に13人が参加、2日間フリー討論しました。
 討論テーマは、(1)カリキュラムの評価と改正の有無、(2)「魅力ある指導員」に向けた職場のとりくみ。
 カリキュラムでは、自主経路の見直しや車庫入れ・車線変更の教習追加、学科で車両構造を復活すべきかどうか、などさまざまな意見が出されたほか、二輪の免許区分で250ccの免許をつくれないかなどの提案がありました。
 出された意見について担当を決めて、10月6日の第1回幹事会までに文章をまとめることにしました。
 また、自教共同センターの歴史、制度政策闘争の経過を若い組合員に理解してもらうため「結成26年を振り返って」がまとめられ、活用していくことになりました。

入所減での精一杯の回答を評価
東自教夏季研
今後は組織拡大が重要課題
   (『自交労働者』2005.8.1)

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今後の教習所のありかたなどを議論する参加者=7月12〜13日、鬼怒川・グリーンパレス

 【東京】東自教労組は7月12〜13日、栃木県鬼怒川・グリーンパレスで夏季研究集会を行い、36人が参加し、春闘総括と、次年度運動方針の議論を行いました。
 1日目の分散会では「入所減のなか各支部が粘り強い交渉を行い、精一杯の回答を引き出した」が、生活実態や世間相場と比較すれば、「不満の残る金額であった」こと。また、教習所経営の業務拡大にむけ、要求実現のために職場政策を確立するだけでなく、今後は組織の強化・拡大をすることも重要であることを春闘・一時金総括まとめとして確認しました。
 運動方針では、(1)教習所の情勢にもとづく運動、(2)組織強化拡大へのとりくみ、(3)総括にもとづく運動を柱にフリー討論を実施しました。
 討論では、「今後の教習所のありかた」など、幅広く議論がすすみました。

制度・政策要求の前進を評価
自教共同センター
第28回総会に6地方30人参加
   (『自交労働者』2005.7.15)

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共同センター総会で開会あいさつをする岩永副議長=7月4日、東京・入谷区民館根岸分館

 全国自教労組共同センターは7月4日、東京・入谷区民館根岸分館で第28回総会をひらき6地方30人が参加して05年度の申し合わせ(運動方針)などを決めました。
 総会では、岩永副議長(建交労)が開会あいさつ、領家議長(自交総連)が主催者あいさつを行った後、「制度・政策要求の実現で、自教労働者の仕事と生活を改善しよう」とのスローガンを確認し、石川事務局長が経過報告、貴志事務局次長が05年度の申し合わせ案を提案しました。
 申し合わせは、この一年の運動のなかで、6月からAT限定二輪免許がスタートし、中間免許の2年以内の施行が決まるなど、共同センターの制度・政策要求の運動が着実に前進していることを評価し、今後も、政策要求や事業拡大を経営者に実施させるとりくみ、若手活動家の育成と組織拡大などを重点に共同を広げていくことにしています。
 討議では、埼玉・東京・神奈川・静岡・京都・大阪の参加全地方が報告をしました。

東自教
夏季一時金集交
54万5000円で妥結


 【東京】東自教夏季一時金集団交渉は6月30日、労使による事前折衝を断続的に行う中、54万5000円で妥結しました。
 また、妥結にあたり、参加労使間で、教習所業界の現状をふまえ、今後の業務拡大のとりくみなどを中心に、労使懇談会を開催することを確認しています。
 集団交渉と同一日程でとりくまれている支部交渉にも7月1日現在回答が出ています。
 (妥)北足立=53万円
 (妥)小金井=35万1000円
 (妥)竹ノ塚=53万4483円+一律1万円

東自教
第1回夏季一時金集交
労使ともに円満解決を表明
   (『自交労働者』2005.7.1)

 【東京】東自教労組は6月23日、東京・教習所協会で、5社労使による第1回夏季一時金集交を行いました。
 この日は第1回目の集交ということもあり、恒例によって覚書の調印と労使代表があいさつを行って終わりました。労使ともに、「厳しい経営環境をふまえ円満解決」を表明しています。
 次回以降の集団交渉の日程は次のとおり確認されました。
 第2回=6月30日
 第3回=7月8日
 また、第2回交渉に当たり、午後2時から集団交渉参加支部は職場の意向を持ち寄り、意思統一を図ることにしています。
 今回の集交に参加した支部は、王子、新東京、上北沢、八王子中央、豊島の5支部です。
 また、集団交渉と同時に進められている支部交渉は、6月24日現在、有額回答は出ていません。

6社労使第3回集交
東自教05春闘
2600円で妥結
   (『自交労働者』2005.5.1)

写真

写真は第1回集交での覚書の交換=3月30日

 東自教05春闘は4月15日、6社労使により行われた第3回集交の結果、2600円で妥結しました。

 この日は午後4時半から事前折衝を行い、双方が「業界の現状と各社の実態を踏まえて円満解決」を確認し、6時からの全体交渉に臨みました。

 全体交渉の開始と同時に経営側から回答があり、組合側も「前年を下回るものの、誠意を受け止める」ことを意思統一し、妥結を決断しました。

 また、集団交渉と並行して進められている支部交渉は、例年になく有額回答が出ています。

更新時講習の充実をはかれ
3・4中央行動交渉結果
全指連 「実技の導入を考えている」
   (『自交労働者』2005.4.15)

東自教05春闘
6社労使の集交成立
有額回答は3回目以降に


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全指連と交渉する自教労組共同センターの代表
 3月2日に要求を提出して始まった東自教05春闘は3月23日、6社による「賃上げを議題」に集団交渉を開催することが確認され、王子・新東京・足立・豊島・上北沢・八王子中央の6社労使で行われることが決まりましたが、長年にわたって集団交渉の円満解決に努力してきた中央は、「予測以上に入所が減少」していることが理由で、今回は不参加となっています。

 現在までに、2回の集交(第1回=3月30日、第2回=4月8日)が行われていますが、有額回答はなく、次回に引き継がれました。

 次回交渉は4月15日に行うことが確認されています。

図

請負的教習生募集を禁止しろ
3・4中央行動交渉結果
警察庁 「看過できなくなれば指導する」
   (『自交労働者』2005.4.1)

厚労省 違約金問題を調査せよ
請負教習の募集はやめさせろ 全指連
自教共同センター中央行動
   (『自交労働者』2005.3.15)

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全指連と交渉を行う自教共同センター代表
 自教労組共同センターは3月3、4日に中央行動を実施、埼玉、東京、神奈川、静岡、京都、大阪から代表が参加し、3日は、第4回幹事会で05春闘の申し合わせなどを確認したのち、厚生労働省交渉、4日には、警察庁、全国指定自動車教習所連合会(全指連)と交渉し、日比谷野外音楽堂での集会に合流しました。
 厚労省交渉では、契約指導員から退職時に資格取得費用として違約金をとっていることなどを追及、実態を調査し指導・監督をすると約束させました。
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警察庁と交渉する自教共同センターの代表

 警察庁では、自動2輪の125cc以下はすべて小型2輪として学科・技能試験を導入することなどの提案に「趣旨はわかる。自転車の走行もひどい」、更新時講習の教習所での受講について「現状でも(教習所で)できる。都道府県警察の考え方の問題」などの回答がありました。
 全指連では、追加料金なしなどの請負的教習生募集を禁止することとの要請に、「料金表示を明確にしなければいけないと考えている」などの回答がありました。

3月4日、総決起集会に結集
自教05春闘中央行動
関係機関交渉も実施
   (『自交労働者』2005.2.15)

 自教労組共同センターは1月19日、新横浜・ユーホールで第3回幹事会をひらき、05春闘の申し合わせ案などを討議、中央行動を3月3〜4日に行うことを決めました。
 05春闘では、各地方で論議が進められていますが、少子化など厳しい状況のなかで、要求前進と諸権利の獲得にむけた闘いをひろげるために、どのようなとりくみが必要なのかを明らかにして、申し合わせをまとめていくことにしました。
 中央行動は、全労連の統一行動日にあわせて3月4日の総決起集会に結集、以下の日程を確認しました。

3日16時 厚生労働省交渉(自交総連と合同)
   18時 第4回幹事会 於自交共済事務所
4日10時 警察庁・全指連交渉
   11時40分 3・4中央総決起集会 於日比谷野外音楽堂

今後の教習所のあり方を討論
自教共同センター
指導法研究集会に64人参加
   (『自交労働者』2005.1.1)

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年末一時金について交渉を行う7社労使の
代表(写真は第2回)
 自教労組共同センターは12月19〜20日、熱海・ホテル池田で第2回指導法研究集会をひらき、埼玉・東京・神奈川・京都・大阪から64人が参加して、今後の教習所のあり方を討論・交流しました。
 領家議長のあいさつに続き基調報告した石川事務局長は、18歳人口が今後も減り続ける現状を指摘し、賃金・労働条件の改善のためには制度政策要求の実現、教習生に選んでもらえる指導法を実践していくことが重要だと提起しました。
 三つの分散会に分かれて討論、全員が発言し、業務拡大の提案や工夫している指導法を出し合いました。
 最後の全体集会で、討論の成果を活かし、「魅力ある先生」になれるように今後もお互いに学んでいくことを確認。また、講習拡大、幼児教育や施設の有効活用など業務拡大のアイデアについては、要求となりうるものについては幹事会で整理して検討することとしました。


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