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総括と学習会を行った大阪バス部会=8月31日、大阪自交会館 |
【大阪】大阪地連バス部会は8月31日、2015年度総括学習会を開催しました。
服部会長はあいさつで「利用者に安心・安全を提供するために新公示運賃を守らせなければならない。新しいバス会社が増え続けており、サービス面での競争が激化している。インバウンド(外国人観光客が対象のバス)に対しても、一般観光バスと同等の運賃や安全管理などを求めなくてはならない」と奮闘を呼びかけました。
学習会では、地連の庭和田書記長が「バス労働者は運転業務の花形だったが、規制緩和によって収入が激減した」「インバウンドはそこそこの収入を得ているが、休日も取らず命を削っている」「運行補助員(バスガイド・車掌)を乗務させずワンマン運行で“安かろう悪かろう”の新自由主義がまん延しているのが現状」と指摘。「大阪のバス部会が全国のバス労働運動の中心となっている」と述べ、継続した奮闘を呼びかけました。